褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 アジョシ(2010) リアルに痛い映画です

2012年08月12日 | 映画(あ行)
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 以前の会社で大変お世話になった住田さんからお勧め、と言うより殆んど恐喝的に『絶対に観ろよ』と言われて観た韓国映画。大して韓国に興味が無い俺にとっては『なんだよ、韓国映画かよ』と心の中ではブツクサ文句を言っていたのだが、果たしてお勧めされるほど本当に面白い映画なのか
 ちなみに題名はアジョンではなくて、アジョシ。タイトルの意味は韓国語でおじさんだ。

 韓国映画のイメージの一つに残酷さが挙げられるが、今回紹介するアジョシはその中でも特に残酷。本当に韓国は刃物を使わせれば世界一、だと映画を観ればきっと誰もが俺の意見に賛同するはず。腕の斬り落とし方ひとつ取ってもキル・ビルよりもリアルに痛く感じてしまう。

 さてストーリーの方だが、誰も来ないような寂れたビルの隅っこで質屋を営む、とてもワケありで絶望感が漂うウォンビンと彼をアジョシ(おじさん)と親しみを込めて呼び、ほとんど毎日ウォンビンの元に訪れるまだ小学生ぐらいの少女の孤独な者同士の熱い友情の物語。
 オジサンと小学生女子が、ボロ部屋で2人きりで会っていると聞くと、なんだか中年男性のロリコン犯罪を想像させるが、とにかくウォンビンが格好良いので観ていてそれほどキモイ感じはしない。
 実は母親のトラブルに巻き込まれて、誘拐されてしまった少女をウォンビンがなりふりかまわず力づくで取り返そうと試みる話だ。そしてウォンビン、麻薬、臓器売買に絡む悪人達、2人組のどう見てもミスキャストに近い刑事達の3組の追いつ追われつの展開がストーリーの軸だ。ちなみにボケ担当の刑事のギャグは大して笑えないし、かなり空気を読み間違えているのが残念だ。

 ウォンビン演じる格好良いおじさんがどうしてこんなに強いのか観ている側は不思議に感じ、なぜ彼がそこまでして自分のことをおじさんと呼ぶ少女を助けようとするのか?そんな疑問がハッキリと解けた時に観ている我々は大きく感動するのだ。

 ウォンビンの切れのあるアクションは楽しめるし、そのアクションシーンにおいてなかなか斬新な演出がなされており、ただリアルに痛いだけでなくハッと思わせるシーンもある。とにかくウォンビンが大好きで、刃物を見るとゾクゾクする人には特にお勧めしたいアジョシを紹介します

アジョシ スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]
ウォンビン,キム・セロン,キム・ヒウォン,キム・ソンオ,キム・テフン
Happinet(SB)(D)


 かなり寂れているビルの片隅で質屋を営んでいるテシク(ウォンビン)だったが、その様子はまるで誰にも自分の存在を知られたくないかのようだ。そんなテシク(ウォンビン)を毎日のごとく訪れるのがまだ小学生ぐらいの少女であるソミ(キム・セロン)。
 ソミ(セロン)も学校では孤独を感じ、母親はグウタラであり、そんな孤独感を抱えるテシク(ウォンビン)とソミ(セロン)はお互いに共通点を見出し、次第に打ち解けていく仲になっていく。ソミ(セロン)はテシク(ウォンビン)のことを親しみを込めてアジョシと呼んでいた。

 やがてソミ(セロン)の母親が極悪組織の麻薬を横領したために、母親と一緒にソミ(セロン)も誘拐されてしまう。テシク(ウォンビン)は今や唯一の心を通わせることができるソミ(セロン)を助け出すために組織に1人で乗り込んでいくが・・・果たしてテシク(ウォンビン)はソミ(セロン)を無事に救出できるのか、どうしてテシク(ウォンビン)はこんなに強くて、世捨て人同然の生活をおくっているのか?ぜひ映画を観てください



 舞台設定がリュック・ベッソン監督の名作レオンと似ていますが、感動を得るよりも残酷な描写が多いほうが好きな人には絶対にアジョシがお勧め。
 住田さんがお勧めしてくれるだけあってなかなか面白い映画です。

 とても格好いい主演のウォンビン母なる証明で知的障害を抱えた息子の役を演じていましたが、今回はまるで別人。韓国の俳優さんって本当に演技力があるというか、変テコリンなシーンも真面目に演じているのが良いですね

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