日経新春杯の予想
伝統の一戦である重賞のハンデ戦。京都外回りコースの2400Ⅿ戦。古豪と勢いのある4歳になったばかり勢いのある若手の戦いだ。毎年勢いのある4歳馬が活躍するレース。昨年は4歳馬が出走していなかったが、今年はデーター的に、そして強い4歳馬の世代だと考えれば、ここは4歳馬を本命にするしかないだろう。そんな中でも4歳馬の大将格は
グローリーヴェイズ。この馬についてアレコレと弱点を探してみたが、本命評価から下げる要因が全く見つからなかった。
◎ 2 グローリーヴェイズ
▲ 4 アフリカンゴールド
▲16 ムイトオブリガード
△ 5 シュペルミエール
△ 6 サラス
△10 ルックトゥワイス
△11 ノーブルマーズ
△12 メイショウテッコン
× 7 ガンコ
×15 ロードヴァンドール
本命は2番の
グローリーヴェイズ。前走の菊花賞は5着とはいえ、後に有馬記念を勝つブラストワンピースとは半馬身差。ラストの脚は勢いで優っていたぐらいだ。その菊花賞は大外枠、超スローペースなど並みの馬なら惨敗確実の要素ばかり。むしろ菊花賞のレースでこの馬の能力の高さを見せつけたと考えた方が良いだろう。その菊花賞に比較して明らかに今回は条件が好転している。距離の2400Ⅿはよりレースがしやすいだろうし、この内枠は良い。しかもジョッキーのM・デムーロとの相性はぴったりだし、ハンデにも他馬との比較でも恵まれた感すらある。展開もこのメンバーなら平均ペースで流れそうなのでこの馬には絶好だろう。菊花賞から少し間隔があるが、それとて昨年のこの馬の使われ方ならきっちりローテーション通りと言える。能力はあるし、枠順、展開、そしてハンデなどによる不安要素が全くない。ここは不動の本命。
単穴には2頭挙げる
まずは4番の
アフリカンゴールド。前走の菊花賞では惨敗したが非常にちぐはぐなレース振り。あの大敗で評価を下げる必要はないし、むしろここは昨年の未勝利を勝ってからの成績と内容に評価するべきだろう。勝ったレース内容は本当に素晴らしい。好位にサッとつけて、直線で抜け出す時に軽く仕掛けただけで他馬を引き離してしまうレース振りに相当な能力を感じさせる。菊花賞はジョッキーが3000Ⅿの距離を意識しすぎて本来のレースが出来なかったが、今回の2400Ⅿならこの馬の得意のレースパターンに持っていける。しかもハンデの52キロはこの馬の能力からは相当恵まれた。ドイツのトップジョッキーである
ミナリクが乗るのも非常に心強い。ハイレベルの4歳世代のこの馬もこれぐらいの評価は必要だ。
次に16番の
ムイトオブリガードを挙げる。今年は例年の如く強い4歳馬が4頭出走してくるが、そんな勢いのある若手を迎え撃つ古馬の代表がこの馬だろう。しかし、大外枠は大きなマイナス。しかし、前走のアルゼンチン養和国杯では超スローペースを最後の3ハロンを32.5秒で追い込んできた末脚は侮れない。本来はスタートが良い馬だから前走のレース内容は不完全燃焼と言えるだけに能力をフルに発揮できるようだと4歳馬もまとめて負かしてしまう可能性はある。この大外枠が響いて馬群が固まる外々を回る展開になってしまうと辛いが、縦長の隊列になりそうなメンバーの組み合わせなだけに距離ロスを最小限に止めることができれば、この馬の充実度、前走の内容から古馬の貫録を見せるか。
△評価では6番の
サラス。確実な末脚は京都外回りコース向き。ハンデの49キロはかなり不気味なので2着に突っ込んで来ても驚けない。11番の
ノーブルマーズはもっと内枠が欲しかったが、宝塚記念で3着に突っ込んできた実力は警戒が必要だろう。
買い目 三連単フォーメーション
1着 2
2着 4、5、6、10、11、12、16
3着 4、5、6、7、10、11、12、15、16
買い目 三連単フォーメーション
1着 4、16
2着 2
3着 4、5、6、7、10、11、12、15、16 合計 72点