褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 50回目のファースト・キス(2004) 良質のラブコメです 

2019年02月24日 | 映画(数字、アルファベット)
 誰もが一生の思い出として残っているのがファーストキス。しかし、俺のファーストキスはどんな感じだったっけ!と思い出を遡ってみるのだが、ファーストキスの味を思い出せない。きっと甘~いチョコレートの味だったと思うのだが。そんな懐かしい気分を思い出させてくれるようなタイトル名が付けられているのが今回紹介する映画50回目のファースト・キス。よく考えるまでもなく誰にとってもファーストキスというのは一生に一度の思い出のはずなのだが、この決して有り得ないようなタイトル名は一体どういうことだ!

 それでは早速だが、意味深なタイトル名の理由がバレない程度にストーリーの紹介を。
 常夏のハワイで獣医師をしているヘンリー(アダム・サンドラー)。彼は観光に訪れるお客さんをナンパして一夜の恋愛を楽しむプレイボーイだ。ある日の朝、カフェに居るととても魅力的な女性であるルーシー(ドリュー・バリモア)を見かける。いつも通りに彼女に対しても気を惹くことにことに成功。会話は弾み、ギャグはウケる。翌日の朝も同じ場所で会う約束をして、その場はルンルン気分で別れる。
 そして翌日、ヘンリーは同じ場所に座っていたルーシーを見かけ、喜び勇んで昨日と同じように下ネタギャグを交えて声を掛けるのだが、彼女から変態扱いされた挙句に、昨日とは別人のような態度を取られてしまう・・・。

 俺も大好きな彼女に前日はウケていたギャグをそのまま使ったら今日は全くウケなかったなんてことは経験しているが、女心は本当に秋の空以上に変わりやすい。どうせ本作もそのようなパターンだろうと思っていたら、もっと悲しい出来事が関わっているストーリーだった。
 しかし、本作のアダム・サンドラー演じる男がドリュー・バリモア演じるキュートな女性に毎日猛アタックを仕掛けるが、この場面が大笑いできる。暗くなりそうなストーリーをジメジメと描かずに明るく描いているのが良い。そして、そんな2人の周囲の人間のキャラクター設定が抜群に巧みだ。どう考えても乗り越えられそうにない恋愛を成就させようとする周囲の人間達のサポートには優しさが溢れており、何だかとっても素敵な気分になれる。
 そして、ドリュー・バリモアだがアルコールにドラッグ漬けの荒んだ少女時代のイメージがあったりするが、本作の彼女はそんなことを全く感じさせない。よく大人になって立ち直ることができたな~、なんて本作を観ていて妙なところで感心してしまった。
 爽やかな気分になれる結末はラブコメ映画として期待通りだし、俳優だけでなくアザラシやペンギン達の好演も楽しい気分になれるし、ハワイの常夏の景色も目に優しい。最近は日本でも山田孝之と長澤まさみの共演でリメイクされたが、よほどの長澤まさみのファンでない限り、何はともあれ原案の本作を先に観ておけば間違いない。とにかくラブコメが観たくて、まだ本作もリメイク版も観ていない人に今回はお勧めとして50回目のファースト・キスを挙げておこう。

50回目のファースト・キス コレクターズ・エディション [DVD]
ドリュー・バリモア,アダム・サンドラー,ロブ・シュナイダー,ダン・エイクロイド
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


 監督はピーター・シーガル。コメディに卓越したセンスを見せるイメージがある。アクションとコメディを融合させたスパイアクション映画ゲットスマート、本作と同じくアダム・サンドラー主演のスポコンとコメディを融合させたロンゲスト・ヤードがお勧めです。


 
 

 

 








 
 

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2 コメント

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Unknown (映画マン)
2021-01-20 10:55:47
こんにちは。映画ブログを運営しているものです。
50回目のファーストキスと言えば、山田孝之&長澤まさみの映画を想像しますね。どちらも見てないのですが、評判はいいので気になってます。
やはりまずは本作を観るのがいいですかね。
ハッピーな映画は好きなので、楽しみです!

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映画マンさんへ (ディープインパクト)
2021-01-20 19:40:31
 本作の方がオリジナルなので先に観た方が良いと思います。
 気に入ると思いますよ。
返信する

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