真駒内のリンクで、
アジアの フィギヤ―スケートの大会中です。
一度は 会場で美しいらせんを描く
立体の芸術の軌跡を 戴冠したいと思いながら、
TVの前で、ため息をついています。
埼玉の兄は、荒川静香さんが現役の時から、
横浜に観に行っていたようです。
「券を3人分買ったから、東京まで出てこないか!?」
熱烈なファンのようでした。
中学時代は、吹奏楽で指揮をしていた息子は、
誰も寝てはいけない、、、と
三大テノールの歌手のCDで我慢する。
医科大学に行ってからは、時間貧乏です。
自分の未来の職業の事だけに夢中です。
時間貧乏は、、、一番大切なものが無い。
叔父さんが、
封書で送ってくれた2万以上もする券を
親子で楽しみたかったのですが、
都合がつかず、
机の上で、「もったいない!」と、、、ため息。
その日は三省堂にリュックを背負って
医学書を買いに、親子で坂を下って、小川町です。
札幌では、バスで15分のアリーナに
とうとう、、、行った事がありません。
TVが無かったら、
この、、、美しい舞姫たちの描くラインさえ知らないで
人生が過ぎるところでした。
アジア大会のスピードスケートの女性代表は
北海道に「金メダルをもたらしましたね。」
かってのオリンピックで活躍した、日本のエースの
清水選手は同窓なので、
若い時代からスピードスケートは、TVに向かって応援していました。
あるとき、清水選手の大腿の、すご~~~~い筋肉を観て
びっくりすると同時に、
摩擦のない氷上で、、、すいすいと滑る選手は
加速度や、遠心力を上手く使って、
技で決まるのかと思っていました。
清水選手の大腿の筋肉の山脈は、
北アルプスの山脈の如しで
一夜にしてならない難攻不落の筋肉山脈でした。
あれ以来、スピードスケートを、
不屈の精神で造るスピードだとわかり
面白さに目覚めました。
金メダルの北海道の女王さま達も
ダイナミックな筋トレで、
不屈の精神がゲットした金であることを
日の丸の旗が、万感の想いを褒め称えているようでした。
スケートは、、、芸術ですね!