カラス、、、なぜ?鳴くの?
カラスは山に、、、
可愛い七つの子があるからよ!
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札幌の羊が丘のふもとには、緑地帯の 農林試験場など
自然がいっぱいで、
札幌の季節の移り変わりの良さも大変さも身近です。
カラスが発情して、雄雌が呼び合う5~6月は
卵も孵り、
若鳥が激しく縄張り意識に目覚め
鳴き続ける。,,,,,kaa~~~kaa~~kaa~~~
カラスの巣が道路の向かいのヒバの樹のてっぺん近くにある!!!
屋根ほどに伸びた松の剪定に、
決心して今日は挑んだ。
高枝ばさみと、いけばなばさみ。のこぎりを、
ベルトで身に着けて
ジーパン生地で創った帽子の中に
保冷剤をタオルにくるんで入れてかぶる。
ネッカチーフに保冷剤を5個並べて、糸でずれないように止めて
首に巻く。万一頸動脈をつつかれてはたまんないからね(^^!
之で、カラスが攻撃してきても、
致命傷の怪我は防げる。
隣の地元のおばさんにもらった
工事現場でポールを振ってる叔父さんが身に着けているような
蛍光の黄色いビニールのウインドウブレーカを着た。
カラスは「黄色」が嫌いと聞いた??ほんとかな?
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剪定開始スタンバイ!
思った通り青年に育ったちびガラス!2羽と
真向かいの巨木の?ヒバの樹の巣の
家族のカラスたちが、一斉に襲ってきた、
金網ネットで接近を防ぐと、
カラスも、私を強敵と認識したのか?
前の電柱の上から
飛来してこないが、
ギャギャカァカァ!!!!と泣き続ける。
裃を着た若侍のように羽を半開きで威嚇してくる。
相手が鳴いた数に1~2回多く、
「カァ、、カァ、、、!!!」と泣き返すと
ピンポンの打ち返しのように、
鳴き合戦となる。kaa~~kaa~~kaa^^。。。「カあ!かあ!カあ!カあ!、、」
道路を挟んでのヒバの樹の巣は、
10年以上前から
カラスの家族の古巣である。
もう、、、毎年毎年育っては巣立ってゆく。
高枝ばさみや、のこぎりを持っているせいか、
電柱から電柱に移動して、烈しく「巣を守る?つもりであろうか?
縄張り宣言の鳴き声を挙げる。」
こっちも、
威嚇の鳴き声には、威嚇のトーンで泣き返しながら
松の剪定を続けてゆく。
目の前のカラスの巣には5羽ぐらいが、
羽を広げて威嚇して泣き続ける。
「シー!!うるさいぞ!、、焼き鳥にして食ってしまうぞ!」
腹が立ってきて2時間ぐらいたってから
「人間の言葉で脅かした。」
カラスは、びっくりしたのか、、、2軒隣の家の煙突に移動した。
ためらうように、、、トーンも落として、、、「カァ、、、カァ、、、」
隣の隣の家の前の道路に、
チワワを連れたハンチングの叔父さんが通りかかった!
チワワは、烈しく吠えたてた。
カラスは叔父さんのハンチングを前足で道路に落とした。
叔父さんはしゃがんで拾おうとしたら、
もう一羽の若鳥が
両足で肩をドンと押すように攻撃した。
ハンチングを拾った叔父さんは
帽子を振り回してカラスと闘いながら、
あきれたように、カラスを振り返りながら行ってしまった。
カラスの縄張りを遠ざかった。
次に、、、
「黄色のウインドブレ―カー」をくれた近所のオバサンが
どういうわけか?
頭にペットボトルを立てて、剪定を見に来た。
「頑張るねー」、、、
松の木に登って、細かい枝を切り落としをしている私に
下から声をかけてくれた。
電柱の上で威嚇鳴きをしていたカラスが
サーと降下してきて
オバサンの背中側から
両足で肩あたりを狙って攻撃してきた。
危ない!と、、、声をかける暇もなく
カラスはおばさんの頭の上のペットボトルにあたり
足が滑ったのか?
カラスの方が地面に落ちた。
オバサンは
「賢いようでも、、、脳ミソ小さいよね!!!ハハハ、、、」と
大笑いして、
電柱の上で羽を広げて威嚇している残りのカラスを無視して
背筋をぴんとして、、、彼女の日課の自販機までの散歩を続けて遠ざかった。
「声かけて指図してくれれば
言われたように、、、片付け手伝うよ~~~」
カラカラ、、、と、振り返り、
ペットボトルを右手で頭に乗っけて歩いて行った。
大笑いしながら、
カラスが威嚇で広げた裃翼の縄張りの下を堂々と
、、、、、電信柱を怖がりもせず、、、、
ペットボトルの冠を立てて、彼女は歩いて行った。
カラスは、一羽,、、二羽、、、とどこかに飛行していった。
前のヒバで育った子供のカラスだけが、相変わらず
私の前を飛び回りながら威嚇する。
私は、無視して、剪定を終わり
枝を小さく刻んで90センチ四方の半透明のビニールに入れて
剪定の作業は怪我をすることもなく終わった。
温泉の元を入れた風呂に飛び込んで
頭から湯船にもぐり、すっきりとした。
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むかし、、、いけばなの師範をもらったことが有ったが
根っこのある野草に興味が移ってしまい
庭全体が、、、
筋トレを兼ねての、植物と遊ぶおもちゃ箱になっている。
きちんと、素敵に見える庭に、、、
そのうちしようと、、、
思いつつも、
自分で手掛ける、独りよがりの楽しい野草園のように
茶菓茶菓?の
むちゃくちゃな雑草園に見られていると思いますが、
小さな「紅いタンポポ」や
若き日に、薬科大の生薬学実習に参加した時
参加記念にと配布されたハーブが勝手に咲き散らかしていたり
之で、、、イイのだ、、、。
自分だけが、わかっている雑草の可愛さ。
カラスは、頭上を低く、滑降してきては
肩をドーンと突っ張って、上衝飛行するこのあたり。
農林試験場という大自然の森林サンプル園があって、
春には桜の並木が見応えがある。
ご近所のみならず、、、遠くからもお花見に来るこのあたり。
カラスにとっては「得難い縄張りが、羊が丘周辺のゴミ置き場である。」
必死に生きるカラス。
うるさがる住民
ほどほどに飼いならせないのが残念である。
カラスの軍団。
植物園にはしばしば行くが
園長さんが交代してからは、しばらく足が遠のいている。
植物園に弁当を持参して昼休みをのんびり過ごすつもりのOLに
カラスの集団が餌をねだって取り巻いたのを見た。
OLは弁当を投げ捨てて、、、逃げてしまった。
カラスの集団は
分捕った弁当を、一族でつつき散らかして飛び去った。
どうしたものかいのう~~~~
カラスに共存共栄のマナーをしつける方法はないものかいのう???
せめて「おはよー」「こんにちわ!」「ありがとう」ぐらいは、
教えてやりたいと思うのですよね!!