友
あなたは きっと
死んだら 木になるでしょう
あなたの言葉は 小さな葉になって
風に揺れ
輝くさざ波となりましょう
あ、、、、ぁ
風が光っている
降り注ぐ葉ずれの音、、、、、
コートの襟を立て
肩を丸めて目を閉じれば
無限の打ち明け話が、、、、、聞こえてくる
あなたの木は
枝を低く垂れたまま
翔和の問いを投げかけながら
天に向かってゆく
昭和55年(1980年)一月二十日
北海道新聞に掲載された、、、私が投稿した詩は
無限の打ち明け話が 足を引き止める
永遠の問いを投げかけながら天に向かっている、、、となっています。
あれから、、、五〇年経ちました。
なんとなく、弐行だけ、
心の中の年取るままに
つづってみると
弐行だけ、心が求める言葉のままに
書き換えました。
二五歳の時だったのですね、、、詩を書いたりしていた私は、、、
今日は、母の誕生日なんです。