花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

人間の住む町

2021-02-15 03:38:43 | Weblog

東京の街が、BSでTV放送されるたびに、、、思うのですよね。

小学校から24歳まで、、、東京に住んでいたことが、、、

幻のようだったと、、、

小学校の時の、戦後の東京は、極端な高層住宅や

六本木ヒルズのような、、、地域全体がビルになったような

       巨大なショッピングゾーンも無かった。

東京タワーが出現して、、、戦後の復活の勢いがついた感じがしていた。

 

中学校に通う頃は、江戸川で遊ぶ少年たちは

「四つ手」を担いで、ザリガニなどをゲットしていた。

不揃いな大自然の雑草が、土手の周りには、ぼうぼうとしていて

「イタドリ」なんかも見られていた。月見草がなんとも言えない

郷愁が感じられた。

高校には小松川橋が混雑するので、

電車で、、、平井駅まで行って、15分ぐらいかけて

荒川べりにある、、、小松川高校に通った。

土手を背に、、、高校は荒川のすぐ近くで

ボートなどが結構な数が有り、、、

放課後は、ボートを漕ぎに同級生と道草を食いながら

楽しいひと時だった。

自然が、、、残っていて、、、雑然とした空間が

無意識に、リラックスさせてくれた。

小岩駅には、ヨーカ堂も無くて

     北口にはほとんど、、、行く用事がなかった。

買い物できるアーケードも無くて、、、食堂なども無かった。

少々雑然としていて、道草をする雰囲気ではなかった。

     栃錦の象銅が、有ったのですよね!

栃若時代に、、、少女時代、、、だった。

   スモウバカ、、、で、力士の名前と位は皆、、、そらんじていた。

実家の裏が、、、栃錦の家だった。

千葉街道から一本奥だった。

まだ、、、名物のドブも、コンクリートの板の蓋の下を流れていた。

         n

大學に通う頃にも、中央線と京王帝都線を乗り換えて

下高井道に通うのですが

三井牧場が有り、、、牛が居たりして、、、

芝生の上に座って、一休みしてから、

文理学部の校舎に向かった。

教養課程には、、、高橋さんとか、、、映画スターの人気者も

カッコよく目立っていた。

大自然が、鉄道沿線にも残っていた。

 

、、、、、あれから50年以上の年月が過ぎて

東京の航空写真を観ても、、、

       コンクリーの街になっています。

せめて、、、ビルの屋上には、、、庭園を造るとか、、、

道路の半分が緑化されていたら、、、

セットバックを緑化地帯にしたら、、、

虫の声が、、夏を奏でるかもね!

 

皇居の周りが、、、人間には優しい緑が有るように

緑化することの大切さを、

         最近では強く感じるのですよね。

 

コンクリートだけの街は、これぐらいでやめておいて

 

緑化することで、人の心は、大切な感性や、ひらめきを

続けられるのでは、、ないのだろうか??

 


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