京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

長期優良住宅

2009年06月18日 | 不動産税務のこと
京都不動産コンサルタントのブログ

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」
が今月4日に施行されました。

このような法律が施行された背景には、
日本の取り壊される住宅の平均築後年数が、
欧米のそれに比べ極端に短いということがあります。

アメリカが約55年イギリスが約77年なのに対して、
日本では約30年と短く、
解体等による大量の産業廃棄物が
巡り巡ってコストアップの要因になっている、
と言われています。

当然に環境問題も絡みます。

そして住宅の流通割合にしても、
日本では中古住宅のシェアが約13%に対し、
アメリカで約77%、イギリスで約88%となっています。

逆に新築着工数は人口が2倍強のアメリカと日本が
ほぼ同じの100万戸余りとなっています。

スクラップアンドビルドから、
丈夫で長持ちする優良住宅建築を推進するために
国が「長期優良住宅」を認定し、
住宅ローン減税、所得税、登録免許税、
不動産取得税、固定資産税等の税率軽減で
後押ししようというものです。
(参照:住宅金融支援機構すまい・るクラブ通信)

詳細は国交省のホームページで
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