京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

Q市街化調整区域を買いたいが・・・

2009年02月13日 | 不動産評価について
京都不動産コンサルタントのブログ

A安いのは人気がないということ、ですね。

市街化調整区域は、
概ね10年は市街化を”調整”されています。
というのは市街化区域と市街化調整区域線の線引きの見直しが
10年毎になっているからです。

調整区域は基本的に建築物が建てられないこともあり、
主に資材置き場としての用途しか考えられません。

汎用性がないぶん安い価格設定なのでしょう。
そういう意味ではお安く購入したとして、
将来の売却時の問題は何といっても、
上記の通り建築規制があり人気がない→安い→売れにくい、
ということです。

事業用で検討ということであれば、
費用対効果を充分考えて決断下さい。

ただ、近くまで市街化の波が来ているとすれば、
先行投資的な購入も考えられます。

また、「沿道サービス業」商業用建築物として
建築可能な地域なのかもしれませんので、
これは不動産業者や市町村の建築課窓口で
確認してください。
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