京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

景気は良いのか?

2013年08月23日 | 不動産と経済情勢
京都不動産コンサルタントの景気判断ブログ

お盆前になりますが、
今年度GDP4-6期の速報値が発表されましたね。


この4-6期成長率が前期比0.6%だったとの内容です。
年率で言えば2.6%。
予想を下回ったということで日経平均も下げています。

その予想を下回った大きな原因を見てみれば、
一番に民間住宅の-0.2%という数字があります。

住宅建築の特殊性と駆け込み需要で前年度1-3期に
完工ベースが集中したという事情はあったとしても
マイナスになろうとは為政者もびっくりでしょう。

昨年だって4-6期民間住宅成長率は2.1%あったのだからねぇ~
駆け込みが萎んだというほか理由は見当たらない。
ここからどう盛り上げていくのか。

ローン減税の更なる延長と住宅購入者に現金給付する、
この政策で腰折れの民間住宅需要が
盛り上がるのであろうか?

こういう財政出動も機動的に実行すれば
それなりに即効性はあるのでしょう。

しかし、建築不動産を中長期的な観点からすれば、
用途地域の更なる緩和、
建築物の耐用年数の見直し、
この2点、財政出動なしで
この業界の投資や評価背景が改善されると考えるが。

簡単なことだと思います。
こういうのはマスコミさんの取り上げ如何です。
よろしくお願いします。
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