枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

春の海

2010年01月04日 | Weblog
 今日は休みで、のんびりとできました。和かな陽射しに恵まれ、風もほとんどなく、暖かな一日に、宮城道夫の琴の音色が波打っているようでした。笛や篳篥、鉦や筝の音も響いてきて、目の前に波のうねりが広がっていました。お正月の寿ぎには、日本人に生まれたことを感謝しないではいられません。

 リエさんの親友さんの、お祖母ちゃん。枇杷葉茶を飲みだしてから、風邪をひかなくなり、体調がすこぶるいいのだそうです。然も枇杷茶は温かいのを薦めていましたら、なんとポットの中に淹れられていたそうです。電子レンジで飲む度に温めるより手間が省けます。何よりも、じんわりと効いていくというもの。リエさん、父上さまにポットを置いてあげてください。

 枇杷種茶は、何度も煎じてから、胡麻摺機で粉砕して、もう一度お茶で飲んでください。或いは、粉でそのまま食べてもいいよ。食べにくかったら、蜂蜜やジャムにまぜてもいいです。一旦、お茶で煎じていますが、捨てないでください。葉や花芽は、湯船に入れ再利用します。種は、それらの何十倍もの効果があるのですからね。転んでもただでは起きないことです。

 未だに、枇杷葉を屋敷の中に植えてはいけないとか、陰気のする木なので、使ってはならないとか、迷信としか思えないことを鵜呑みにしている。鬼門に植えていたり、方角を確かめないでいるから、そういったことになるのであって、根拠のないものです。現に我が家には、四方八方に植わっています。却って、枇杷葉のパワーに囲まれて、不思議な現象が起きているよ。

 そうですね。そういうのを吉とするかどうかは、人間性でもあるし、器量の大きさでもあるのじゃない?私はと言えば、結構いろんなことを体験しているので、今更どうというものでもない。ちょっと冷めているのね。でも、自分の器だけで事足りているし、今のままで充分過ぎるの。ありがたいことですね。

 人其々に違っていて当たり前。同時に、共有することもできるんだよ。超能力者でなくても、心を静かに解放させたりすれば。視えない者がみえたりするのも、一緒ではないかしらん?全ては、してやろうという気持ちでは、そういうことにはならない。人間の傲慢さや、態度ではできません。心が平静であるというのも、条件としてはあるかもしれませんね。

 庭の百日紅の鉢に、水仙の芽が出ていたと思ったら、お正月には膨らんで、咲きかけています。水仙の立ち姿の凛とした清々しさは、好きな花の一つです。梅の花の綻びようにも、春の訪れの待ち遠しい想いです。
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