枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

天才は・・・

2010年01月18日 | Weblog
 戦前の日本に、神童と呼ばれたヴァイオリニストがいました。彼の運命は、戦後に留学したアメリカで狂ってしまう。精神を破壊されて、日本に戻ったものの、父親に看取られてこの世を去りました。私は、彼のことを書いている本を読んで、CDを買いました。その音色の素晴しさに身震いしました。天才と言われた故に、起きた悲劇かもしれない。と心が波立ちました。

 辻井伸行さんのCDを聴いていると、その音色の爽やかさに加えて、風の音が、花の咲く情景が視えてきます。雲の様も、宇宙の青さも、彼の奏でる指先から溢れています。眼が見えないから弾けるのだろうか?こんなやさしい音色に・・・。少しはあるかもしれないが、何もしないで、得たことではないようにも思える。幾たびもの練習を積んでこそ、今日の彼があるのではないのか?それも一人で得たことでなく、いろんな人の援けがあったことでしょうね。そういったことへの感謝の心が、奏でる音色なのだと感じたのです。

 彼の、生まれ持っていた、絶対音感もあるには違いない。けれども、単にそれだけではここまでは弾けない。とも思うのです。彼にしか弾けない音階がある。ピアノの鍵盤を弾いていく時に、心の気持ちが外に翔けだして行くようにも感じました。きっと彼は、眼が見えないことよりも、人間としての成長を、今後はされることでしょうね。何時か、リサイタルに行けるなら、生でお聴きできれば。と愉しみに待ちましょう。

 りささんに、ドクダミの根を掘ってみませんか?と水を向けたら、寒中のことゆえ、氷になったようです。冷たいって、何言ってるんですか。冬は、寒いのです。私は、困っている方がいやしないか。心を凍りつかせて、掘りましたわよ。まだ半分しか掘ってはいません。病気にならないよう、未然に防げるよう蓄えておくのです。況してや、家の庭にあるのですから。え?掘ってちょうだい。はいはい、差し上げます。秋田の○さんは要らないの?

 明後日が大寒なのだが、少し寒気がゆるんだようです。そういった微妙な変化が、病気の進行を早めたり、遅らせたりするのでしょうか?勤務先で、ちょっとそういう思いをしました。Bさんは、仕事に忠実であり、然も丁寧でやさしい。同時に温かみのある対応ができられる。傍に居る人が安心する。一緒に仕事をしていて、不快な思いを持ったことがない。決して他人を批判せず、責めたりもされません。

 挨拶に関しても、ありがとうを言われるのが、とても多い。相手に向けられる眼差しが、愛情に満ちているのにも感心する。私など不平不満の塊で、できないことばかりで、うろうろしている。Bさんは威張るということがない。何をするのも1歩下がって、てきぱきと行なう。偉いなぁ・・・。若かったり、資格を持っていると、態度がでかくなるのに。こういう態度は、昨日今日にできたことではないでしょうね。

 私も、ちょっとは見習って行かなくちゃ。いやいや、たくさんのいいことを、学んでいかせてくださいね。背筋がきりっと、伸びました。Bさんありがとう。私はわたしなりの工夫で、今後に活かせるよう努力をします。お風呂に入ってもらうやり方が、少しはできるようになったでしょうか?皆に湯船に浸かって、伸び々してほしいですからね。

 ブラジルの知人が、枇杷湯をされているようです。枇杷葉の切る手間をしていないのを、持って帰られたのですが、腰痛に使っているようです。温かくていいです。と電話してこられた。よかった、よかった。捨てる神ありゃ、拾う神ありです。どちらがいいとも言えません。其々に長所短所はあるのですから。でもとてもうれしかったです。ありがとね♥

 湯たんぽ。って、湯湯婆。と書くそうです。へぇ~知らなかったよ。足元が温とい。先日来の寒さには、湯たんぽは3個入れていましたです。大きいの1・小さいの2です。毛布の暖かいのを何枚も重ねたり、高いのを買わなくても、充分に温かい。何よりも足元が温かいと夜半に起きなくていい。電気毛布や、炬燵では暑過ぎる。汗をかいて、却って風邪を引く。

 家に居る時には、しっかり着込んでいる。ウール100%の製品を着用しています。もお、何年も着用し、ドライで洗います。最近、編み機で編んだセーターを着ています。30年以上前の物です。体型が変わらないので、箪笥の肥やしはもったいない。
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