枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

猫も歩けば・・・

2010年01月09日 | Weblog
 近所の白猫が、家の周りをうろついていた。車に怯えず、餌ほしさに出歩いているようなので、飼い猫らしい。ところが数日前の帰宅時、道路に横たわっていた。交通事故らしい。翌朝には姿がなかったから、飼い主が埋葬したものと思っていたら、今朝、我が家の車庫の前に居るではないか!?

 ええっ!!死んでいるのかと蹴飛ばしてみた。か細い声が聞こえた。もおお!あんた、何だってこんな場所で。ちょっと起きなさいよ。って、起きないわな。しょうがないから、日陰よりも日向がいいかと、摘んで移動するが、骨が折れているのか、力なく喚く。んな鳴き方しなさんな。飼えないんだよぉ。

 散々迷ったものの、我が家に転がり込んできたのには、何か訳があるのだろう。ダンボール箱に入れなおして、枇杷茶と枇杷酒を缶に入れて置いてやった。前足を骨折し、胸のところを強打しているらしい。家の中には銀河が居るし、困ったもんだわ。寒いだろうに、と思うが一旦入れてしまえば、情に流されてしまう。

 銀河の時にも、鼠を取ってくれていたもの。引っ越すからと言って、捨てては来られなかった。人間の自分勝手な都合だけでは、余りにも身勝手過ぎる。あの猫もシャムかチンチラかの混血なんだろう。毛足が長く、ふさふさしていたよ。目がちょっと青い。でも、飼い主は、居なくなっても探さないの?そう言えば昨夜、物悲しい鳴き声がしていたよ。

 人間の命だけが大切なのではない。でも、自分の都合を優先しちゃう。枇杷茶を飲んで、枇杷酒を甞めて、傷口を塞ぎ、帰れるといいのだが。この寒さである。夜間の心配がある。心が凪いでしまいそう。飲んでね、枇杷茶を。言い聞かせるように、鼻先に置いてやった。

 生き物の本能、というのには凄いものがある気がする。自分を治してくれるところに行くのだろうか?いやいや、たまたま道路の直ぐ側で、辿り付いたものに違いない。それでも、他の家があるにも関わらず、我が家に来たということは、枇杷葉の力に引き寄せられたものか?枇杷酒を甞めてくれるといいな。

 世間は、3連休らしいが、今日だけの休みです。りささん。お庭のドクダミを掘りましょう。洗って笊に上げ、水分が切れたら適当に切って、新聞紙に広げておきます。1週間もすれば乾燥しますから、市販のお茶パックに適量詰めてください。寒いですし、冷たいですが、そこは辛抱です。ドクダミは絶えたようでも、春先になれば新芽がでますよ。生命力が強い薬草ですね。

 枇杷葉の花芽も、花が咲いていなかったり、霜で成長が止まったようになっていたら、思い切ってお茶にしましょう。花芽茶を作ってみましょう。昨年、そのままにしていたら、結局は花は咲かず、落ちてしまいました。残念でなりませんでしたね。今年は早くに採っておこうと思います。

 枇杷葉茶も、まだ手付かずです。焼酎には漬けたのですが、お茶にはできていません。下弦なこともあり、新月になってからしようとは思っています。
 北側に置いている淡路田中です。3年目ですが、同じ南側のより、著しく成長が遅いです。年輪も違うように、木の幹が短くて太いです。
コメント
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