枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

望・大潮、朧月夜に・・・

2014年04月15日 | Weblog

 ♪菜の花畠に入り日薄れ、見渡す山の端霞深し。春風そよ吹く空を観れば、夕月かかりて匂い淡し。里わの火影も森の色も、田中の小路を辿る人も。蛙の啼く音も鐘の音も、さながら霞める朧月夜。今夜の宇宙は、そんな夕景色を思わせる暖かさだった。

 日中の気温は、どんどん上がり、室内でも暑かった。窓は全開にして、通る風を入れる。咽喉の渇きはないが、水分補給には気をつけた。風邪も引き易いため、手洗い・嗽は必ず実行しよう。憚りながら、この4年間欠かしたことがない。くそ真面目なのだ。

 今朝は、あわや遅刻する処だった。余裕を持って出たが、忘れ物を思い出して引き返した。直ぐだったので間に合う。ガスの火の消し忘れでなくてよかった。乾燥している季節には、火災が多く発生する。書籍が多いため、実によく燃えるだろう。気をつけよう。

 ホビットの冒険・DVDを買う。指輪物語は、岩波文庫で持っている。この物語が始まる経緯、というので観てみたくなった。う~ん、そうなのねぇ。まあ、楽しめるけども、ナルニアの方が面白いね。何処が違うのかって、主役が子どもだから。そこがいいのよ。

 ピーター、スーザン、エドモンドにルーシィ。その存在を信じなければ往けない場所が、ナルニア。子どもゆえにたどり着ける、訪れることのできる条件。失敗の方が多く、あっさりとは喜べないけれど、知恵と勇気を共にして進む。作者は大人ではあるが。

 アンジェラ・アキの手紙を思い出す。正に、子どもと大人の分かれ目を、巧みな筆致で描いているのが面白い。きっと大人への入口には、悲しみが多く、楽しみは少ないだろう。けれども、決して避けては通れないことも事実。敢えて立ち向かって行くのだ。

 今年の目標に、100冊読む。と立てたが、現実は厳しい。新聞は、毎日読むが、1ヶ月に10冊以上は中々進まない。ちょっとしくじったかな?と考える今日この頃だ。薄っぺらの本というのも昨今はない。4月時点で20冊なのよ。いや、目標は高くあれだ。

 北向きというか、北東の位置にある白枇杷。今年は、思いの外たくさんの花芽が付いた。然も寒中に次々と花が咲いた。

コメント
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