枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

蒟蒻閻魔さま

2014年04月19日 | Weblog

 閻魔さまと言えば、地獄の番人だが、時には粋な計らいもするらしい。ある時、眼が見えなくなったお婆さんに、ご自分の片眼を刳り貫いて与えたそうだ。信心深いお婆さんは、自分の好きな蒟蒻を断って、毎日お供えに行ったそう。蒟蒻閻魔の由来とか。

 蒟蒻も、自分で作って食べるのは、格段の味だ。尤も、枇杷葉温圧療法に使う者としては、体内の毒素を吸い出して貰うのみ。最近の、蒟蒻事情は、やたらと早く小さくなってしまうのが困る。以前には、繰り返し何度しても縮まなかった。値段も高くなった。

 消費税が8%になって、一体誰が得をしているのか。電力会社だろう。消費者の意見を聞こうともせず、なんだかんだと屁理屈を捏ねて上げているのは許せない。核燃料、原発を再稼動させないともっと値上げだ。と脅しをかけてくる。払わなきゃ止める。

 閻魔大王さま。プルート王さま。地獄の沙汰も金次第、と云わないでください。愚かなる人間の愚かなる行動が、地球を滅ぼそうとしているのを、黙って観ているのですか。この星を汚染させて捨て、新しい星へと移住するのを見過ごしてしまうのですか。

 人類の浅知恵。そんなに簡単に、たどり着けるとは思えない。仮に往けたとしても、其処に降り立って、どんな暮らしが待っていることか。況してや、酸素や水があっても、生きていける保障もない。竹宮惠子教授の『ジルべスターの星から』を思い出した。

 遊歩道のリラ(ライラック)の花が咲き綻んでいる。甘い匂いがする。木蓮、椿、レンギョウ、ドウダン躑躅、八重桜。花ズオウ、桃、藤の花も咲き出した。それにつれて、ナメクジラがうようよ見える。キャベツにたくさん付いていたのを取る。悲鳴が上がる。

 今朝、出掛けにリエさんに電話する。山菜を堪能した、とのことにほっとする。子どもの頃に厭というほど食べさされた。筍や蕨が食膳に上がらぬ日はなく、うんざりしたものだ。今日日には、猪が掘るので油断できないらしい。木芽和え、若竹汁にした。

 春眠である。眠いので、珈琲を5杯も飲んだ。滅多にないことであり、覚醒をしているが、体調異変に繋がらないか不安。朝と帰宅時は必ず飲用なので、3回は勤務先。インスタントは苦いので、自分用を持って行っている。無農薬ではないが美味しい。

 寒中の宇宙は、あくまでも清い。澄んだ大気が、様々な時刻の、数多の星を輝かせる。寒いが見惚れる。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする