枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

連載6・キャベツ畑・・・

2022年04月23日 | Weblog
 木香バラが咲き出し、芍薬の芽が出てきらん草も花が見える。玄関の左手のドイツスズランは、あっという間に出没して花房を付けてだ。エンジェルナンバーが持つ意味も明確になるわ、運気の反転に息を吞む。枇杷葉のパワーもあり白龍の支えにも縁って、最下位から脱出した。想うことが叶うし、超常現象が次々と起きる。鉢の枇杷種が10ヶ月後発芽した。下弦・小潮。

 えっ?姫…、それはもしかしておばあちゃんのこと・かな。そうだよね、機械が嘘を言うはずないから。うそとも言えなくはないけどビンゴ。すました顔でおばあちゃんは言い、あちらはどうなさってるのと問うた。あまり良い状況ではありませんが、お変わりなくお過ごしです。そう、それは何よりです。あのお方は何が不満というのだえ、何もかもお持ちであるのにね。

 そういうのが不満の現われで、一日中姫さまが来やしないか眠れずなのです。何が起きたというの?こちらは姿を見せることさえしていないのに。コンタクトはされていますね。と、おばあちゃんの表情がやさしくなった。してはいるけども、応えは全くないわ。あのお方には、それが一番にお怒りのご様子です。研究は進んでいるの?はい優秀でございますから着々と。

 マザーが付いていれば何も困らないでしょう。それが姫さま、助手のラ・ゲゲが…博士の計画を知ってしまいあのお方にあることないことを言いつけまして。おばあちゃんは、マザーコンピューターに左手を見せた。ということは、博士の記憶を入れ換えたのかい?そうです、過去一切が消されました。姫さまのことは何も覚えておられませんからお会いされても無理かとも。

 じゃあ、お祖父さんを連れ出すのはできないね。はい、姫さま。拓也は、黙って聞いていたが博士と言うのがお祖父ちゃんなのは分った。ラ・ゲゲというのは、あのド派手な格好をして母さんを連れて行こうとした者に違いない。あの方は謎だが、おばあちゃんが姫さまなら向こうも同じだろう。それにしても、お祖父ちゃんとおばあちゃんはいつ、地球にやって来たの?

 我々の棲む星が爆発してしまうことが分かったのです。空間移動をすれば簡単ですが、どこに行くかが問題でした。脱出時には何艘もの宇宙船に別れて乗り、あらゆる生命体反応のある星をめざしました。わたくしたちは、拓也さんが地球と呼ぶ星に降り立ったのです。その星の生き物たちと共存するには、姿形を変えて疑われないように気を配り努力しての生活でした。
コメント
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