芽吹きの植物、菖蒲・半夏生・芍薬・百日紅に枇杷葉はむろんスズランから薔薇とある。ポリゴナムやセージも新しく新芽を出し、発育促進中。アヤメや山椒に紫陽花も、様子を見て枯れた軸を剪定する。球根も、来春へ保管しておく。
一昨日の黄砂は、可なりの量であり瞳の回りが痒く視界もぼやけた状態。一日不快感拭えず、PCの作業に手間取る也。枇杷葉への袋掛けをしつつ、時間のやり繰りが行える有難さと水遣り施行。出不精には、これが合っているとも。
何処かに出かけようと云う気持ちも少なく、目的も物語と人物の特定であるから独りの行動が好ましい。奈良は、何処に居ても落ち着くが気力は湧かずだ。以前には、日帰りや泊りの計画で歩き廻った。興福寺へは、阿修羅王遇いにと。
場所への惹きつけられる要因に、その時には気づきなく枇杷葉の繋がりと後に覚える。興福寺は藤原不比等と橘美千代の娘、光明子・光明皇后。施薬院での薬湯や治療をされ、吉備真備が唐から持ち帰った仏教を庶民へ広めたと有。
この時代には、枇杷葉は秘薬であり天皇や高貴な者に限られた。先日、後楽園にても見たが治療に欠かせない薬樹。枇杷葉は自律神経を保ち促しながら、血液の浄化を行い命を繋ぎ亘らせる為。