涙腺切れちゃった

友の葬儀、孫たちの大きな泣き声にもらい泣き、
涙腺止まらず、良い奴は先に逝くんだ、
「憎まれっ子世に憚る」とは俺のことか?。
ともかく寂しい、悔しい、残る家族にはこれから
苦しい生活との戦いがあるんだ。
頑張れ、出来る事は応援するぞ。
心で遺族を応援していた一日だ。
頑張って、一日一日を一心不乱に走りきった友よ。
今を精一杯生きていたのに、この様な日を迎えるなんて
思いもしなかった。もうお前には明日は無いんだ?。

曇り空、悲しい響きを響かせて、霊柩車は去っていった。
１時間半、親族の帰りを待っていたが、顔を見ても黙って頭下げて
手を握るだけ、ハンカチで拭い過ぎた目のふちが痛くなってきた、

この家族に、日がさして欲しい、明日から気持ちを入れ替えて、
でも、無理だろう、「人生って何なんだ?」

気持ちの晴れない昨日、今日。
でも、俺は生きてる、皆の役に立ちたい、応援したい。

両親、弟を見送ってきたが、今回ほどのショックは?。
なんでも相談できた奴が、いなくなるなんて、
彼に相談して、解決したことが全て消えてしまった。
「浮気で女房との危機」「借金の解決」「知られたくない病気の相談」
いろいろの数十年が走馬灯のように思い出されて、
でも、お前との出会いが今の自分があったんだと思うよ。

当分は、布団の中で「南無阿弥陀仏」を唱えている自分が
やれる精一杯の「お悔やみ」だろうな。
俺が逝くまで、開放してやるよ、ややこしい相談からも、
開放されて、思いっきり楽して居ればいいよ。
そのうち、俺の顔をまた、見せてやるからな。