金婚式
昨日10月1日私たちは50回目の結婚記念日でした。世に言う金婚式?だったんです。
いつものように妻と二人で朝食のテーブルにつく。
妻 「今日は何の日か知ってる?」
私 「ああ知ってるよ、50回目の結婚記念日だろう」
妻 「覚えていたのね、金婚式よ}
私 「そうだなあ・・・・・・」
それで会話は終わり。
しかし心の中で思う。よくまあ50年も大過なく暮らしてきたものだ。楽しいとき、苦しいとき、悲しいとき、つらいとき色々あった。二人の子どもにも恵まれ、立派に成人し社会に出て活躍している。決して豊かな暮らしではなかったが、これが所謂平凡な暮らしだったのではなかったかと思っている。
妻もそんな風に考えているのではないかと妻の顔を見る。黙々と食事をしている。
この年になると夫婦は空気のようなものだとよく言われる。普段はお互いにあまり存在感が無いように見えるが、何か事あるときにはお互いにその存在感を認め合う関係にあるのだと思う。
10月12日には私は「喜寿」を迎える。この先何処まで生きられるか分らない。しかしこれからも元気に妻共々生きて行きたいと思っている。
泰然と空を流れる雲のごとく・・・・・・・・・