3月26日現在国分寺公園の桜「ソメイヨシノ」は全く開花せず、わずか1輪ほどの花を見る程度でした。写真の花は種類は分かりませんが早や咲きの桜のようで満開でした。
このところ気温が低く、国分寺公園の桜は4月初旬~中旬にならないと満開にならないのではないでしょうか。
この木蓮も、大量の蕾をつけていますが、まだ写真の程度に開いた花がちらほらといった様子でした。
桜の木の下に植えられたクリスマスローズの花が今を盛りと咲いています。色々な種類が混植されていますがどの花も皆下向きで面白みがありませんね。
3枚の写真のバックを見てください。コンデジではバックをぼかすことが難しいのですが、写し方によっては多少の自由度はあります。
上は35ミリレンズ換算50ミリ標準くらいの焦点距離で、花との距離1.5メートルくらい、絞りはF5.6です。バックは多少ボケている程度の感じです。
中の写真は焦点距離130ミリ位の望遠系です。花との距離は3.5メトール位、絞りはF5.6です。後ろの木立が引き寄せられながらボケています。
下は焦点距離28ミリ広角です。花との距離は1.3メートル位、手前から奥までシャープに写っています。
このように焦点距離の違いでボケ方が違ってきますが、焦点距離の違いと共に絞りの変化によってまたボケ方が違ってきます。
ボケの作り方はレンズの焦点距離、絞り、被写体までの距離等の組み合わせで決まってきます。
一般的なコンデジはレンズのズーム比が3倍と言うものが多く、望遠側でボケを作ることが難しいようです。
コンデジで本格的な写真を写したい時にはズーム比が5倍以上のカメラを選ぶと良いと思います。
本格的な作品作りにはデジイチをお勧めします。
キャノンパワーショット G10 6.1~30.5ミリ F2.8~4.5 ISO100
絞り優先 F5.6 シャッターオート 露出補正 3枚とも -0.7