国分寺楼門
フジフイルム X20 28ミリ
尼寺を後に国分寺跡に出る。
ご存じの国分寺楼門。今日もここを訪れる人が大勢いた。
何時もは通り過ぎるだけだったが、楼門をよく観察することにして色々と撮影した。
この楼門は、市指定重宝国分寺楼門が正式な呼び名のようだ。
楼門は、米津出羽守盛田の元菩提寺として建立された米津寺(東久留米市)の楼門を、明治二十八年にこの場所に移築したものとあった。
フジフイルム X20 28ミリ
楼門の天井や柱には千社札が張られている。
フジフイルム X20 112ミリ
楼門中央には奉納額がかかっている。
八十八か所第二十九番 弘法大師 国分寺
くにをわけ たからをつみて たつてらの すべてのよまでも りやくのこせり と書かれている。弘法大師が読んだものなのだろうか。
昭和の初期に奉納されたものらしい。
楼門一つにも歴史があり、じっくりとみることで当時の面影を髣髴とさせるものがある。