ドラマ「永遠の0」
所沢航空発祥記念館入り口
零戦模型
実は、航空公園に行く前の日に、以前録画しておいた6時間に及ぶテレビドラマ
「永遠の0」を一気に観た。
零式艦上戦闘機、略して零戦と呼ばれた飛行機の搭乗員宮部久蔵少尉が、特攻隊員を送るための飛行訓練をする教官として、また自分自身が必ず生きて戻ると妻との約束と共に命の大切さを胸中に秘め、出撃しても必ず無傷で生還する。
そんな彼は戦わずして逃げ帰る臆病者とそしられても、自らは特攻志願を拒否する。
そして部下を一人でも死なせたくないと云う思いを貫き通す姿を描いており、生死の間で苦悩する主人公宮部久蔵少尉の心情が痛いほどわかる。
特に第3篇に至っては涙なしには観ていられなかった。
正直な所、殆ど泣きながら観ていると云った有様だった。
少年時代に予科練に入るのが夢だった自分が、もし入隊していたら・・・・と思うと背筋が寒くなる。
そんな思いを抱きながら航空公園に来たのだった。