再び航空公園
前回は蝋梅が咲いていると云う事で航空公園に出かけたが、蝋梅の撮影を終えるとすぐに帰宅してしまい、公園内を見ることが無かった。
改めて公園内や「所沢航空発祥記念館などを訪れたいと、先日再度訪れた。
航空記念館前には実物の旅客機が置かれ、航空公園らしい雰囲気が漂っている。
園内には「航空整備兵」3人像があった。
この像は昭和18年にこの地にあった所沢航空整備学校に建立されたもので、当時の少年飛行兵や少年整備兵のシンボルとされてきたものだ。
かく云う私も空にあこがれ少年飛行兵の願書を出したことが有る。
満16歳以上でなければ受験資格が無かったことを知らずに15歳の時に願書を出し、不採用になった。
このことが父に知れて大目玉を食ったことが有る。
その後は中学4年生卒業後に「海軍特別予科練習生」・・・俗に予科練と呼ばれていた海軍の戦闘機のパイロットになるのが夢だった。
幸か不幸かそれまでに終戦となり夢は終わった。
「航空整備兵」の碑の先には梅林があった。
梅林と云っても紅白の梅の木が10本くらいのこじんまりとしたものだ。
桜の花見ならぬ梅の花見を楽しむグループがいた。
梅林を後に所沢航空発祥記念館に向かう。
記念館前には双発の旅客機が銀色に輝いていた。
飛行機好きの私にとっては傍でこの手で触ってみたい衝動に駆られたが、周囲を柵で囲まれ近寄ることが出来なかった。