閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

銀塩ミニカメラ 1

2016-09-09 09:42:18 | カメラ

ライター型カメラ

私の現役時代には銀塩カメラのコンパクトカメラ、一眼レフカメラ、大型組み立てカメラ、ミニカメラ、そして一眼レフカメラ用交換レンズ等、100種以上のカメラを保有していた。

今やデジタルカメラ時代となり、昔の銀塩カメラを使う事が殆ど無くなってしまった。

時代の流れに沿ってデジタルカメラを保有することになった。

従って、昔のカメラの保管場所にも困るようになり、すべて処分してしまった。

愛着のあるカメラを手放すことは断腸の思いだった。

しかし、どうしても手放せなかったカメラに特殊なキャノンカメラ、ミニカメラ「ミノックス」、ライター型ミニカメラは保管している。

その中のライター型カメラを紹介しよう。

このライター型カメラはジッポーライターと同じ形と大きさだ。

外箱にはカメラ&シガレットライターとなっている。

このカメラは皆さんご存知の映画、「ローマの休日」の中で、グレゴリーペックの新聞記者の相棒のカメラマンが、オードリーヘップバーンの王妃を盗み撮りする時に使われたライター型カメラだ。

蓋を開けると左側にフイルム、隣にケースに入ったライターが見える。

左がライターカメラ、フイルムマガジン、密着写真、引き伸ばした写真が入っている。

フイルムの大きさは幅8ミリのフイルムで、撮影面積は小指の爪の1/2位だ。

写真は私が撮影したもの。

 

前面の中ほどに見えるのがレンズ。

 

撮影する時は蓋を開き、ライターの火をつけ、タバコに火をつける振りをしながらシャッターを切ると云う仕掛けになっている。

     

ライターケースの中は左がライター、右がカメラと云う2個のブロックから出来ている。

この二つがケースの中に入っている。

こんなおもちゃのようなカメラだが、結構写る。

ただ現像は写真屋さんでは出来ず、自分でするしかなかった。

アマチュアでは一寸使いずらかったかも知れない。

このように外国映画の中で使われたカメラとして愛着があり、手元に置いている。

コメント
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