閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

銀塩ミニカメラ 2

2016-09-11 10:12:00 | カメラ

超ミニカメラ「ミノックス」

「ミノックス」カメラは、戦前ドイツでスパイ用カメラとして開発された高性能超ミニカメラだ。

戦後から現在まで改良を重ねながら製造されて来た。

最新型カメラはボデーの長さが多少長くなり、より高性能になり、価格も20万円を越えるような価格になっている。

箱の蓋を開けると、右下にカメラ本体、その左にフラッシュバルブ発光器、上左にバッテリー、その右にネックチエーン、フイルムが入っている。

このカメラは「ミノックス」社とミノルタカメラが提携して作ったミノックスの中では最も小さいカメラだ。

価格は30年以上前で4万円位だったと思う。

カメラ中央の四角い部分がレンズ、左の四角い部分はファインダーだ。

フイルムはカメラボデーを引き出してセットするマガジン方式だ。

フイルムをセットしたらボデーケースの中に押し込む。

すべてを格納した状態。

撮影は、ボデーをカチッと止まるまで引き出す。

シャッターを切った後、引きだした部分をボデーケースに収めると、フイルムが一枚送られるようになっている。

左上の黄色い丸いものがシャッターボタン、小型ながら撮影はオート、絞り優先、手動でピント合わせをすることが出来る。

特に接写が得意だ。

つまりスパイ活動向きに出来ているのだ。

フイルムは16ミリフイルムを使う。

フイルムは「ミノックス」はまだ現役で活躍しているので、カメラ量販店に行けば手に入れるこが出来る。

現像も一部のラボでは出来るのだろうと思う。

現在でも「ミノックス」愛好者が多くいる。

私の友人で、「ミノックス」クラブと云う「ミノックス」愛好者のグループに加入している人がいて、毎年写真展を行っている。

このように小さなフイルムだが、A3位までは引き伸ばすことが出来る。

コメント
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