咄嗟の出会い
写真になるような花を物色中に、奥の方の花にアゲハ蝶が止まった。
咄嗟の事だったが、レンズを200ミリにセット。
カメラを蝶に向けた時には早や他の花に移動した後だった。
どの花に止まるか、花の何処に止まるか、どんな向きに止まるかは蝶任せ。
カメラの視界に入った時がシャッターを切る時だ。
咄嗟の事で、構図に関してはなかなか思うように行かない。
出来た写真は見事に無様な写真になった。
彼岸花と蝶は好条件に恵まれないと良い写真をものにする事は難しい。
グリーンに苔むした樹木と、その前の赤い彼岸花の対比が面白く、シャッターを切ったが、目で見た程の美しさはなかった。