出て来た昔のプラモデル
部屋の片付けをしていると、昔懐かしいプラモデルが出て来た。
50年ほど前にプラモデルのブームがあった。
精巧な模型がプラモデルとして販売され、飛行機、船舶、自動車、建築物等が簡単に接着剤で接着するだけで、色々なモデルが出来るという画期的な物だった。
その頃、飛行機好きの私としてはすっかりプラモデルにはまり込んでしまった。
その頃に作った飛行機等が小型のショーケースに中に納まったまま部屋の片隅に隠されるように置かれていた。
何年か前に一度この場で披露した事が有るが、再び日の目を見せてやりたいと撮影した。
戦艦「大和」司令塔当たりの部品が破損して、一寸寂しい「大和」になっていたが、大方は健在だった。
この「大和」には私の従弟二人が乗り組み、「大和」とともに運命を共にしたという忘れられない戦艦だ。
この2点は、チェロとエレキギターだと思うが、こんな物もプラモデルとして販売されていた。
クラシックカーのプラモ。
車もクラシックカーからアメ車、バイク、国産車など色々な車のプラモがあった。
この頃はテレビのカラー化が進み漸く一般家庭にも普及し始めたころだと思う。
唯一庶民の娯楽といえば映画とパチンコだったろうか。
パチンコも指でバネをはじくもので、オール10とかオール20という出玉数は極端に少なかった。
そんな時代に出現したプラモデルは、格好の遊びになったのだろうと思う。