自治会ミステリー旅行
私の住む地区の自治会のミステリー旅行が10月1日に行われた。
今年で8回目になる。
その内5回参加したが今回も夫婦で参加、ミステリー旅行を楽しんだ。
撮影・キミッション80
我が家近くから朝6時40分出発。
撮影・ソニー・α6000
ミステリー力とあって行き先は全く不明。
通過する道の標識からどの方面に行くのか想像するのが楽しい。
通行する高速道路から、茨城方面に行くと想像していたが、最初に着いたところは、霞ヶ浦「予科練平和祈念館」だった。
「海軍予科飛行練習生」として太平洋戦争の前後に海軍の飛行機パイロット養成機関だった。
卒業生たちは終戦間際には神風特攻隊として爆弾を抱えたまま敵艦に体当たりをして帰らぬ人となり、国のために散っていった者が多かった。
かくいう私も「予科練」にあこがれ、入学準備をしていたものだが終戦となりその夢は消えた。
撮影・ソニーα6000
残念ながら館内は撮影禁止で記念館の中は紹介できないのが残念。
入校した彼らの生活、訓練の様子等が事細かく実物や写真で紹介されていた。
撮影・キーミッション80
屋外にはその性能を世界に知られた「零戦(零式艦上戦闘機)」の実物(レプリカだとは思うが)が展示されていた。
私もこれに乗るのが夢だった。
撮影・キーミッション80
また別の場所には、人間魚雷「回天」のレプリカが展示してあった。
船体すべてが魚雷で操縦士が一人乗船し、艦ごと敵艦に突っ込むと云う特攻兵器だ。
特攻機やこのような特攻兵器に乗り込み、自分の体ごと敵艦に体当たりをして行った若き兵士たちの心境は如何ばかりであっただろうかと思うと万感胸に迫るものがある。
彼らはこの「予科練」出身者が多く年齢は20歳前後の若さだった。