散歩道の進む秋
4000歩コースと名付けたと所を歩く。
道端の風景が秋の深まりを告げていた。
空を見上げると、夏雲とも秋雲とも分からないような雲が帯状に流れていた。
天高く馬肥ゆる時とは違うような空の風情だ
ススキの穂は白く、秋空の中に風に吹かれて揺れている。
熊野神社には疫病退散と書いた提灯が下がっていた。
コロナの収束を願ったものだろう。
社殿横の枝垂れ桜の葉が黄色く色付き始めていた。
恋ヶ窪用水路には茶色に染まった落ち葉が流れて色々な形をかたどり面白い。
ある家の前にサザンカの花が咲いていた。
スギの葉に似た植物も黄色く色付き始めている。
樹木の名は分からないが、これも色付いている。
4000歩コースの中にも秋が確実に進んでいる風景を見る事が出来る。
寒くなる前の散歩をなるべく多くしたいと考えているが、果たしてどうなるか体力と相談。