お鷹の道で見たもの
みんなの広場からお鷹の道に出る。
水神様の周辺は訪れる人もまばらでひっそりとしていた。
池の水面には紅葉半ばのような木の葉が浮かんでいた。
水面に映る木陰がゆらゆらと揺れている。
アーチスティックな風景が面白い。
湧水路に添って歩くと、水路の中に鳩が一羽。
幼児が興味深そうに見ていた。
サザンカが湧水路に色を添え、木漏れ日と相まって初冬の雰囲気を醸し出し美しかった。
お鷹の道のモミジもまだ紅葉には早く緑の部分が多かった。
木漏れ日の中に映る影が何となく寒々とした感じだ。
道の一角にどんぐりの実が掃き寄せられていた。
その数の多さ、よほど多くの樫の木が有るのだろう。