熊野神社から東福寺周りで帰宅
熊野神社から東福寺を回り帰宅する。
東福寺隣の民家の庭に咲く梅だろうか、満開状態だった。
東福寺境内の「傾城の墓」には今日も花が飾られていた。
傾城とは、鎌倉時代の恋ヶ窪宿場の姿見の池の伝説に出てくる悲恋物語の主人公、花魁夙妻太夫の事だ。
傾城の墓に植えられた松の木には何故か葉が一枚しかなかった。
その松は一葉松と呼ばれ、今日まで植え継がれてきた。
現在は3代目になる。
現在の松は残念ながら、葉は一枚ではなく普通の二枚葉の松が植えられている。
東福寺横の路地に出る。
左側にはレンギョウの垣根。
右側にはボケが垣根の上に張り出している。
いずれの花も満開だ。
見事なボケの花だ。
このようなボケの大木はあまり見た事が無い。
路地を抜けると左側にレンギョウが咲き、遠くに白壁の住宅が並び、春満開の暖かい風景が広がっていた。
春の散歩道は色々な花に出会い身も心も温まり、コロナの事を忘れるひと時でも有った。