無電柱化された西国分寺駅前
3月半ば過ぎ、近間の散歩に出る。
西国分寺駅前に小さな丸い池が作られ、その真ん中に噴水かと思われる球体が置かれている。
噴水のようだが、水が出ているのを見たことがない。
この球体がある駅南側のマンション街と住宅街の道路には電柱がない。
街路樹のみが見え、電柱は見当たらない。
実にすっきりとした街並みだ。
この駅南口再開発の時に無電柱化を推進した結果、このようなすっきりした街並みになった。
国、都などが無電柱化を推進するというが、いまさら既成の電柱を無くし、無電柱化するなどと言う事は、費用の点を考えても実現は難しいだろうと思う。
不謹慎な言い方だが地震等の天災が起き、壊滅した街の復興時に行うしかないのではないだろうか。
この街並みを見ながら姿見の池方面に歩く。
或る集合住宅入り口の車止めには可愛らしい小鳥、雀だろうか。
殺風景な車止めに一寸した工夫がユーモラスで、暖かい雰囲気を醸し出している。
姿見の池入口の用水路。
一か月ほど前まではきれいな水が流れていたが、この日は殆ど流れがない。
どうしたのだろう。
降雨量が少なかったのだろうか。
池には人影はなく、鴨が二羽いるのみ。
岸辺には雪柳の花が咲いていた。
池の近くの林の中にムクドリ?らしき鳥が三羽。
近くには「仏の座」に花が咲いていた。これから野草たちの活動が活発になることだろう。