サイバーショットHX5ハイビジョン映像より
このように撮影条件が極端に悪い所でも正確な露出補正によって見た目の情景をそのまま撮影することが出来ます。
このような場所での撮影も難しい条件の一つです。奥の情景を確り出すと、手前の門の部分が黒く潰れ、真っ黒になり、門を綺麗に見せると奥の情景は白く飛んでしまいます。このカメラはこんな条件でもちょっと露出補正をすることで、綺麗に描写してくれます。
このカメラの唯一の難点は、このようにローアングルとハイアングルの撮影がやり難いということです。つまりカメラ背面のモニターが固定されているため、見ずらくなると言うことです。ビデオカメラの場合モニターが自由に動くことで、どのようなアングルでも楽に撮影できます。
また、超ワイドの25ミリレンズの難点としては、写真の左、史跡通りの石標のようにやや湾曲して写ることです。つまりレンズの歪曲収差によって、垂直線が湾曲して写ることです。
上の写真の門の部分も樽型に湾曲しています。
このような場面も白飛び、黒潰れが起き易い場面です。露出には注意が必要です。つまり、静止画も動画も美しい画面を作るか否かの分かれ目は、露出補正であると言っても過言ではないと思います。