能面打ち
私の義妹の孫にあたる女の子と云っても国立筑波大学に通う女性で、愛称「グリちゃん」。
大学の芸術専門学群と云う学部でデザインをはじめあらゆる芸術部門で学ぶ。
現在は能面の制作に打ち込んでいる。
昨年暮れに会った時に能面打ちの話を聞き、作品を見せてもらった。
この面は女面だ。
女面にも小面、若女、増女等々と色々あるようだ。
能面は見る角度によってその表情が変わる。
それらを上手く表現出来る面を打つことが能面師としての腕の見せ頃だと思う。
能面には、般若、翁、鬼面、狂言面等があり、それぞれ表情の表現の違いによって色々な名前が付いているようだ。
能面の種類としては250種類くらいあると云われている。
面打ちは自分の部屋でコツコツと行っている。
一片の木材から彫り起こして行く根気のいる仕事だ。
完成した面の重さは150~200グラムの重さに仕上げるのだそうだ。
近々個展を開きたいとの事、是非招待してほしいと思っている。
妻の一族に芸術家が誕生することは嬉しい限りだ。
「グリちゃん」がんばれ!