ピラミッド型イルミネーション
遠目に見た三角錐に見えたものは近くで見ると円錐形だった。
ヒマラヤスギの林とその中を通る小径をイメージしたような感じのイルミネーションだった。
何とも素晴らしい眺めだった。
大小さまざまな円錐が入り混じり、数十秒位の間隔で色が変化する。
ここでは円錐のバックは真っ暗に落とし、円錐のみを暗闇の中に浮き出させるように露出はアンダー気味にセットして写す。
円錐の色が変わる度にその美しさが変化する。
このイルミネーションにすっかり魅せられてしまった。
場所を変え、フレーミングを変え2~30回もシャッターを切っただろうか。
ツリー型イルミネーションの前には動物園をイメージしたような一角があり、色々な動物たちが色とりどりに輝いていた。
ツリー型のイルミネーションをバックに入れながら動物たちを取り入れようと、ハイアングルから写したが動物たちが散漫として絵にならなかった。
ローアングルで撮影したものは動物たちが重なり合ってしまったが、手前の鹿を大きく取り入れた事で遠近感と迫力が出た。
この催し物が始まった当初は豪華な飾り付けで目を奪われたものだが、その面影は年々無くなってきているような気がする。