全国4千万の洋食ファンの皆さま、こんにちは!
単品メニューはもちろんですが、この美味集合体のなんたる破壊力よ!
大阪環状線の桃谷駅は桃の名所でした。
今、谷町筋の乗っかる上町台地の西側斜面には、桃の花が咲き乱れていたらしく、
当初、桃山という駅名だったが、京都の桃山に気を遣って、「桃谷」となったんだそうです。
ベタな駅なんですけどね、最近再開発され、北側へと延びて商業施設ができた。
桃谷といえば女子校のプール学院ですね。
八千草薫、三ツ矢歌子…このお二人が出たというだけで、その美女偏差値の高さお分かりでしょう。
今はさあどんな塩梅だかわかりませんが。
スタバも入った駅に馴染めない中高年の住民が多いのはありあり。
トイレにはこんなサービスあり。
な、なんだかなぁ・・・。
駅前から西へと延びる桃谷商店街は少し坂になっています。
上町台地を背に、西の河内湖へ向いて、昔から坂になっていた名残りでしょう。
商店街を抜ければ、疎開道路。
その辺りに旧平野川が流れ、そこに掛かっていたのが、「つるのはし」。
日本書紀に「仁徳天皇、猪甘津に橋をかける。その名を小橋と名付く」と出てきて、
それが猪飼野のつるのはし…鶴橋のいわれ。
商店街を戻り、途中を北へ。旧猫間川沿いにあるのが、今回の「グリル・ポッケ」。
かなりの久しぶり、勘定すれば9年ぶりでした。
メニューには桃谷のいわれもちゃんと書いてありますね。
地元人気の高い、ポッケ。 昼のメニューがこちら。
こちら、夜のメニュー。
夜はお造りがあったり、間口の広い、いろんな使い方が出来る店。
今回はNHK文化センターの講座で、参加者の皆さんを案内しました。
冷たいスープが付いて、こんな具合のワンディッシュ。
手前は小型の和牛ガーリックステーキ。
有頭海老のフライがど~んと存在感。
料理だけで¥3000
デザートのババロアとコーヒーも付きました。
たまらずビールもたのみました。 もちろん、酔うほどは飲みません。
下見に行った際のAランチ。
盛合せの楽しさは、少しずついろんな味が混じり合って渾然一体となるところにある。
ゴンチチのゴンザレス三上氏が以前語ってくれて、膝を打ちました。
洋食とはご飯に合わねばいけないと考えます。 味噌汁がつくのもいいですね。
美味しさと楽しさ、それに圧倒的な安定感、安心感。
この辺が洋食の大いなる魅力だと思います。
桃谷方面に行かれる際には、いかがでしょうか。