地震が終わったかと思うと、猛烈な大雨が続いている。
北摂には瓦屋根に損傷受け、ブルーシートを掛け修理待ちの一軒家が多く、
そこへ無情の雨。雨漏りで大変な家も少なくないだろう。
被害を受けた方に心よりお見舞い申し上げます。
茫日、訪れたのは淀屋橋ODONAのベトナム料理「インドシナ」。
東南アジアで最もフランスパンが美味いとか、ベトナムコーヒーがいいとか言われるのは、
フランス領だった時代があるからだけど。 ベトナム取材もしたけど、どうもピンと来たことが無い。
メコン川の獰猛な魚の唐揚げを喰ったが、ウロコが逆立って、集合体恐怖症気味の私には
アンコールはない話。 印象としては豊富な野菜を巻き込んで食べる料理が多い。
しかも、ベトナムに旅してたら腹減るから食べるけど、日本国内にいてその気になることはまず無かった。
しかし、ま、今回は必要に駆られてやってきた。
この後、ここでゴイクン(生春巻)の取材があるわけで、食べておかねばお話にならない。
真昼間を外した、ランチ時の最後ぐらいだが、女性たちでほとんど満席。
すごいな、女性というのは。 淀屋橋界隈のビジネスマンは、もっと直接的に食欲に
訴えて来るものを食べてそうな気がする。 一人でこういう店に入って来るのも圧倒的に女性。
なんか、セットメニューにして、ゴイクン1本を追加してみようか。
さらめしセット…NHKの中井喜一がナレーションする番組を思い出す。
味がわからんので、どれ喰ったらいいのやら、迷いまくった。
「鶏もも肉のタレ焼き」¥950 香ばしく焼いた皮が美味。ピリ辛のソースと・・・
というキャプションに乗ってみた。
鶏モモでこの値段はまぁまぁ安くはない。
追加の生春巻、1本¥100はお得。
アッサリしてて、中の春雨やらにもほとんど味はつけられていない。
甘酸っぱいソースも残りは飲んだほど。
しかし・・・ しかしである・・・
どう食べ進めばいいのかがわからぬ。 エビせんやドレッシングもかかっていない生野菜は
当然のごとく、ご飯のおかずになってくれない。
ピクルスや甘いゼリーみたいなものも、めしには合わんわな。
とすると、鶏もも焼きのみで喰わねばならんのだが、 どうも両者ともパサついてしまい、
喉の通りが悪い。 めしとおかずのバランスが非常に取りにくいッ!
カレーや丼などの汁かけ飯に馴れてしまってるので、こういう渇き系になると、
途端にめしが進まなくなる。 ついて来たスープだって、どうも薄ぼんやりしたものだ。
ベトナムめしってこんな感じだったっけな。
やっとの思いで、残っためしを掻き込んだ。
これは特に作っていただいた、ミミガー・パクチー・春雨などのゴイクン。
ミミガーの食感はゴイクンにしても面白い。
ただ春雨も戻しただけで、ほとんど味が付いていないので、その部分はツライ。
自然とソース(付けダレ)に頼る。 それが無いとしんどいほどのアッサリ味。
アタシが日常、どぎつい濃い味に馴れ切ってしまっているのだろうか。
はたして、次にアタシがエスニック系の店の敷居を跨ぐ日は、来るのだろうか。
そんなもん、他人さまに聞くな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます