神保町にてちょいと古書店のぞいてみる。
ガラガラ転がして来たので、10冊近く買ってしまう。
やはりこれだけ古書店も揃うと、圧巻だ。
東京に居る頃はあんまり気付いてなかった。
じゃあまぁ、昼飯でも。
この辺ぢゃあ、いもやの天丼などによく行ったもんだが。
古い喫茶店があったなと見れば、すごい行列。 さぼうる2という。
なんでも喫茶店のナポリタンにこの行列、どうかしてるねぇ都民は。
ここらにもなんかあったぞ…と行ってみた、すずらん通り。
またしても行列に腰が引けた。 よく見ると、まあまあ年配客ばかり。
若い時喰った味を思い出して、来てしまうというクチではあるまいか。
「キッチン南海」 下北沢にも明大前にもあった記憶。
腹へらし学生の大いなる味方だった。
この価格帯。ロースカツライス¥800 こうこなくっちゃ。
最近のとんかつは高級料理になりすぎる。
どこにもヒラメフライのあるのがキッチン南海の特長。
このむやみに濃い顔の主人が洋食らしく、イイ感じ。
みんなキビキビと働いていて好感が持てる。
おねえさんの客あしらいもエッジが利いている。
付け合わせのキャベツをふんわりと盛るところなんざ、情を感じるね。
さて、名代のカツカレーと行く。
真っ黒いカレーソースがいいのだ。
カツはサックリと揚がっている。
だいたいカツがカレーソースを吸ってしまい、ルーを追加しなければ、
最後に白いめしばかり喰わんならん店があるが、あれは寂しい。
福神漬けをのせて。
いざ喰わんかな、噛まんかな、飲まんかな。
店内に充満するカレー粉…まちがいなく幸せな匂いである。
悔しいことに、コロナの影響で6月某日、閉店。
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