近江塩津行きで大阪より約2時間。すぐそこに福井県敦賀。
一行と待ち合わせの時間より1本先で来たのは、
余呉湖をひとまわりしてみたいから。
宴会は1時間後。一周5㌔、早足で行けば何とかなる、という目論見。
辺りは水田に水が引き込まれ、田植えを待つばかりか。
一帯、蛙の大合唱である。
駅から湖に出て、左回りで歩き出す。
リュックを背負って、せっせと歩く。
すぐに、水路に行く手を阻まれ、ぐるっと迂回。
天気もいいし、腹も立たず。
八重桜が咲いていた。目指すは対岸の村。
そこに酒盛り予定の料理屋がある。
じつに空が晴れ渡り、車がほとんどないので気持ちが良い。
地には花、空にはとんびが飛び交っている。
のんびりしたいが、時間が無い。
湖の10時の位置。ときどき釣り人の姿があり、よほど注意しようか
とも思ったが、もめてる余裕はない。
張り紙でお金を払えば釣り糸をたらしても問題ないと知る。
ほぼ湖のてっぺん。向こうに白く見えるのは余呉の駅。
ピクニックで食事中のグループがいた。そりゃ気分いいだろうな。
集落が近付いてくる。もうゴールは近いぞよ。ラストスパート。
路傍に咲く花に心が和む。
到着、「徳山鮓」。鮓と名乗れど寿司屋に非ず。
ここが伝統の発酵食品、鮒ずしの本山。
汗だくで着いたのと同時に、関西からの一行が車で到着した。
ひと風呂浴びさせてもらい、ずぶぬれのパンツを物干しへ。
いざ、ノーパンで宴会へ突入だ!