日々のあれこれ

現在は仕事に関わること以外の日々の「あれこれ」を綴っております♪
ここ数年は 主に楽器演奏🎹🎻🎸と読書📚

タイミング

2019-01-28 21:59:24 | Weblog

 最初は我が家の『猫とピアノの思い出』について書くつもりだった。

だからタイトルは「ピアノと猫」としたんだった。

 ところがー

書き進める内に、何故か話は全く違う方向へ~ということが私の場合はよくある。

仕方がないので、では、元々書くつもりでいたお話については次回に…と書いたはいいが、タイミングを逃してしまうと、すでに書けなくなってしまう。そう。書けないまま数日が経過してしまった。

  日付けが変わってすぐ『ピアノの森』を観ていて、はっとした。

「ピアノはあくまで楽器。猫がピアノの鍵盤の上を歩いても音はなる。

 …。

 しかし、大切なのは君自身。

 君はどんなショパンを奏でる?」

 

 我が家の猫は、私がピアノを弾きだすと、鍵盤に跳び乗っていた。

更には上へジャンプし、そこで眠る。

その姿は まるで猫のぬいぐるみ。

当然ながら鍵盤の上を数歩、歩けば、ピアノの音が鳴るのよね。

高音から中盤の音がチャラチャラン~と。

楽譜に出来ない音がなる。

それが面白くて‼。

 

 ところがある日、ピアノの蓋が閉じた状態の時に猫が跳び乗ったものだから、つるつるした蓋の上で猫は滑り落ちそうになり…

自力で這いあがれない猫を慌てて抱っこした。

その後の記憶は どういう訳か全くない…。

その場に親はいなくて… 自分が白状するより先に母親が気付いたのか!?

いずれにせよ、

「何? この猫の爪あとは!」

と母親に叱られることとなった。

「土足でピアノの鍵盤を歩いていい訳がない!」

と、面白がる私とシーくんの両方にオカンムリだったから。

 

今でもピアノを時折磨きながら、

「この傷あとはシーくんの…。」

(猫の名前はシーくん)

と、母親がこぼすことがある。

 

インコが人間の言葉を覚えるのは、(チコちゃんに叱られるによれば)

「飼い主に恋をしているから」らしい。

ってことはつまり、セキセイインコのピッキーが私そっくりな声で「オハヨウ ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪」と繰り返していたのは、私に恋していたから~ってこと!?

負けず劣らずシーくんも、身体をすりよせては甘えた声で鳴いていた。

小学生だった私が日記を書いていると、テーブルの隅に跳び乗り、前足(両手?)を私の肩にぴょんと乗せては「にゃ~ん」と鳴き、

「僕にかまってよ~」と言っているように聴こえたものだ。

当時、日記には 「弟のシーくんが…」と書いており、ペットというよりは弟という認識。家族の一員だったことは確か。

ここで生まれ育った甥っ子が7か月になり、お昼寝から目覚めてハイハイしてくる姿を見た時、

(シーくんの生まれ変わりかも。そっくりだ~)

と何度か思ったこともある。

 

 ピアノに残ったあの傷は…

シーくんが確かに存在した「あかし」なのよね。

 

 

 もう書けない、と思ったけれど。

取りあえず、メモ程度に。

 

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