いつか陽のあたる場所で 乃南アサ
↑↑ この作品に登場した「おまわりさん」が主人公の小説を見つけたので、読んでみました。
新米巡査の高木くん☆
いつも自転車で 「七人の高齢者クラブ」から得た情報をもとに現場へ~
夜勤の日には 「眠れないのです」と深夜に交番を訪ねてくる 七人の代表とも、マドンナともいえる文恵の話に耳を傾ける高木くん。
言葉遣いがいかにも「今時の若者」という感じ。「いいっすよ~」等ね。( ´艸`)
しかし、
「あの家の様子が変なのよ。何となく…」
何となくヘンなだけでは、警察は関与出来ない。しかも高木くんの管轄外❣
七人の会には 「訪ねて行った事」にしておくか~と引き返そうとしたのだが…
事件です‼
丁度、冬に逆戻りした今の季節のように、ドアを開けると冷気が…
高木巡査が主人公のお話が4話、収録されています。
『いつか陽のあたる場所で』のように、重苦しい雰囲気は(事件は起こるものの)感じられず、高齢者の住民や主任との会話のやり取りなど、くすっと笑えるシーンも多かったです。
(今年、35冊目)
思い出のウクライナーある強制移送の軌跡ー Josef Winkler ヨーゼフ・ヴィンクラー
今から4年前に読んだ本ですが、ウクライナとロシア、そしてドイツ…時代に翻弄された一家の人生… 上記に書いた通りの感想でしたが、『過去のこと』として当時は読んだのに。まさか4年後に… 物心ついた頃から、幅広く読書をしている私。それでも今回のように答えが見つからない事もあります…