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昨日(11月16日)スケッチ会の講評があり、小玉精子先生から、学び舎建物の構図について
“建物左端をもっと高くし右にいくにつれ低く”
また“郵便ポストはもっと赤くてもいいのでは”とのご指導をいただきました。
上は修正したものに置き換えています。
特に前者については構図の基本中の基本、
いかに他の事に気をとられていたとはいえ、自然にできていなければならないことで
恥じ入ったことでした。
反省もこめて修正前のものを下にアップしておきます。
[以下、11.13ブログアップ時のものです]
先日(11月2日)の教室では野外での写生会でした。
当日は偶々全国的に“夏日”ということで、ここ川崎も飲料用の水を準備してのスケッチ会でした。
場所は教室(川崎市麻生区上麻生4丁目の山口台会館)近くで各自が自由に、
という指示でしたので、事前に周辺を回って場所を探しました。
この地区は立派な戸建てが並び、一戸一戸がそれこそ絵になりそうです。
しかし絵というものは不思議なもので、どこでも絵になる時もあれば、
どこをどう探しても絵にならない時もあります。
迷ったあげく(というほどのことはありませんが)結局、
いまお世話になっている教室を入れての絵にしようと。
一般歩道を歩く人とわれらの学び舎に集う人物を点景として加えさせていただきました。
拡大してもらわないとわかりにくいですが、
歩道はスマホを見ながらの女性と犬を連れた男性の後ろ姿です。
実は、今回のスケッチ会に当たり、事前に彩色までした下描き風の絵も準備して現場に臨みました。
しかしその現場では、特に梯尺に手間取り鉛筆での下描きすら未完成のまま。
大方は帰宅してからの作業と相成りました。
あらためて、写生現場で短時間にうちに彩色までもっていける人を尊敬する次第であります。
昨日の川崎の最低気温は8℃、上の写生会の日の夏日から17℃の差、わずか10日の内にです。
秋の短さを感じますとともに、この急速な熱処理、年寄りには応えます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/89/57b43743898ce01daabe9d9f02dadfe5.jpg)
何故か分かりませんが、以前駅前の雨の風景が描かれた絵がありましたが、それを思い出しました。
大きな石碑、道路、ケヤキ並木、建物、信号機、郵便ポストなど作品と景観は同じなのに、作品は全く印象が違います。
街の楽しさ、日差しの暖かさ、歩く人々のぬくもり、まさに「秋」を感じます、絵画の持つ魅力なのでしょう、うれしくなりました。