古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

梅雨をよろこぶ

2012-06-25 06:05:54 | 風景(全体)
ことしの春ごろだったでしょうか、TVのお天気チャンネルで、女性の予報士さんが次のようなことを言っていました。
「今日は午後から雨になります、子供達は喜ぶことでしょう。」と。ここまで聞いたとき、一瞬
“どちらかといえば、マイナスイメージのつよい雨が降って喜ぶとはどういうことか?”と思いましたが、つづけて次の言葉が。
「(子供達は、)自分のお好みの、いろんなレインコートを着ることができて・・・」
なるほどなるほど、そういう見方もあるのかと。

この予報士さんの言葉に刺激を受けていたのか、なにやら梅雨を描いてみたくなりました。
雨の日、近くの谷戸(やと:丘陵の間の谷あい 神奈川ではこう呼びます)に出かけ、そこでの光景です。
日本人の主食イネにとって、梅雨は大事な大事な存在です。
遠くの丘は煙るなか、田植えを終えたばかりの田圃では雨が跳ねていました。

雨をよろこぶ、という意味では、北原白秋の童謡「あめふり」が思いうかびます。
“あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな ピッチピッチ ・・・♪♪♪”
今週末は、その“かあさん”の法事(七回忌)。子供達が集まり、九州・柳川で一泊の予定。柳川は白秋のふるさと。

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2 コメント

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Unknown (mori)
2012-06-25 07:11:28
田園風景の雰囲気が良く出ていると思います。空の感じも雨にくすんでいる山々も、何よりも手前に広がっている田んぼが見事ですね。結構強い雨と見えて田んぼに残る雨の跡の輪が一つ一つ丁寧に描かれているのには驚きました。
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Unknown (キンジ)
2012-06-25 10:23:17
巧いですね。ウチンにきの広々した田んぼを思い出します。 ちょっと稲の切り株が整然としていませんが・・・。 梅雨、夏至が静かに過ぎて・・・今度は九州は大雨。自然と政治はなかなか「意」のごとくはならぬものですね。タケシおやすみ。報道関係も沈黙か。
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