所用(近しい身内の不幸など)によりブログを小休止していましたが再開します。
絵画教室(小玉精子先生)の展示会に出展中の作品です。
このテーマの絵は、拙ブログで二回ほどアップしていますが、今回また描き直しました。
2013年9月の台風18号でのことでした。
台風が過ぎ去った後、自分の上空には暗雲が残っているものの、
西の方を眺めたら雲が切れ始め、台風は西から晴れ始めるんだと
当たり前のことを実感しているところへ、
丁度夕焼けが拡がってきた・・・という、ほんの一瞬の珍しいタイミングでした。
近くが暗くて見えにくく、遠くが明るく見えやすいという光の逆転の構図が面白く、
また嵐が過ぎ去った直後のスカット感を描きたくての一枚であります。
わがマンション8Fから眺めたもので、
ほぼ奥中央が富士山、その手前が大山を左端とする丹沢山系、そして近くの住宅群や森林などです。
雲や近景などの黒い部分は墨で表現しています。