先々月から先月にかけて書道教室の展示会がありました。
私は2枚を出展、一枚は先のブログ(1.09付)の“あまつかぜ・・・”で、
もう一枚は今日アップしているものです。
詩は“秋日湖上”と題する五言絶句の唐詩(薛瑩作)です。
落日五湖遊 烟波處々愁 浮沈千古事 誰与問東流
もともとの書は、明治から昭和にかけての日本を代表する書家・松本芳翠先生が書かれたものを、
教室の先生が半切大にお手本として準備いただきました。
拙ブログのカテゴリー「書道」では、その殆んどが仮名中心で、
漢字だけによる作品は実はこれが初めてです。(漢字を含んだ俳句などはありますが)
あまり構えず気楽に書いたものは、どこかでミスがでるし、
提出用だと構えて書いたたものは、全身がコチコチ。
縦一本、横一本の線の難しさを改めて思い知らされました。
本作品だけでも、昨年末から軽く100枚以上は練習したでしょうか。
結局これで満足というものはなく、提出の時間切れ・・・という次第でした。