古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

再び 「祇園精舎の鐘の声・・・」(仮名用小筆にて)

2015-12-21 06:35:16 | 絵と書
再び 書と絵による「祇園精舎の・・・」です。
前回(2週間前)使用してみた“ずんぐり隈どり筆”を、今回は普通の“仮名用小筆”を使った、という芸のないものであります。
今一納得しない出来ですが、やはり字にゆったり感が出ていないからでしょう。

意を用いたことは、鐘の音の流れの方向です。
画面左下のお寺から右上方向に向かって、
バックの雲のながれや、各行の文字数を右ほど多くしたり、字体は行書風で右肩上がりにしたり、で表現してみました。

最も腐心した字は“響”。
この字は難しいけど味がありそうです。
サントリーのウィスキーにこの名のものがあり、見るたびに感嘆しています。
あのような字はとても書けませんが、せめて、右上方向に響け!との思いで書いたことでした。
同じ教室仲間に、この響なる字を相当ご研究なさっている方がおられますので、御指南を受けたいと思います。

このテーマ、いずれまたチャレンジします。

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1 コメント

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Unknown (mori)
2015-12-21 07:14:19
コメントを読んで再度眺めて見ると、鐘の響きが広がっているように見えます。ただでさえ難しい字を音の響きが広がるように書くのだから大変だったでしょう。何時ものことながら色々工夫されていることに感心します。
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