古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

はるののになくやうぐひすなつけむと・・・(万葉集・梅の歌を水彩用丸筆にて)

2019-07-15 06:59:15 | 絵と書

季節外れではありますが、令和初の国政選挙に因んで万葉集梅の歌を。


はるののになくやうぐひすなつけむと わがやのそのにうめがはなさく

春の野に鳴くや鶯懐(なつ)けむと 我が家の園に梅が花咲く

(大宰府)算師 志氏大道

梅歌32首の一つで、算師(府で主税又は主計担当)だった方の歌です。

今回の書と絵は、
F6サイズの水彩紙に、墨は使わず絵具のみで、書も水彩用の絵筆を使って、
書いたところがミソであります。

新たに水彩用の丸筆(ニューリセーブル10号 ホルベイン)を入手しました。
普段使っている書道の小筆よりちょっと太いかなという感じです。

水彩筆としてのタッチを確かめる中で、
書道用にはどうだろうと試し書きをしたら、何とか書けそうなので、
上のような一作を書(描)いてみた次第です。

細かく見れば、水彩筆のため、
筆を止めるところで筆先が割れていますが、
これはこれで水彩筆の特徴でもあり、そのままにしています。


[補記]
参院選まで1週間を切りました。

令和初の国政選挙です。
最近の国会を見ていますと、
政府・与党にも問題はありますが、
野党(維新などを除く)は、それに数倍して問題だらけだと自分は思います。

どこの国の議員かわからないような立ち位置から、
サボリ続けて論議に参加すらしない、
出ても政策は提言できない、
なかでも国の大事な外交・防衛は戦略すら持たない、
行政を呼びつけては、上から目線で卑しいばかりのいじめ、
そして総理が答弁を始めれば、下劣極まりないヤジばかり、

・・・保守とか革新とか、右とか左とか、そんなレベルではなく、
もっと根源的なところにおいて、
これが国権の最高機関の一員かと、情けなく、悲しくなります。

これに、TVなどの既存のメディアも同じです。
平気でフェイクニュースを流し、責任も取りません。
また明らかにどこかの国の勢力に乗っ取られ、
その宣伝機関になっているところも散見されます。
TVに対する国民の信頼度は激減する一方でしょう。

どうか、新しい令和の時代にふさわしく、
真に国家・国民のことを考える人たちが選ばれてほしいと思います。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (mori)
2019-07-15 07:21:43
何時も説明を読んで、ビックリです。墨と書道用の筆を使っていないのですか。見事な書に梅と鶯の古来伝統的な雰囲気に、のどかな春の日を思い浮かべていました。
国会、全く上げ足取りのようなことばかりで、事の軽重の判断のないのに呆れます。それをあおるマスコミもそうです。しっかりと見極めて投票されんことを祈ります。
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Unknown (サガミの介)
2019-07-15 09:11:44
優し気な文字を挟んで、限りなく広い空に鶯と梅の会話が聞こえるような「ほっこり」気分を味わいました、この感性、日本人で良かったと思います。
私が生きてきた中で最も敬愛し誇れる総理大臣を、この素晴らしい日本を、貶めるような、無国籍人種がはびこる政界とメディア・・・、参議院議員選挙で日本人の良識を示してほしいです。
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