マゼンタ色の夕暮

それは、つい最近、２月２０日の夕暮のこと。
ちょうど、柴崎春通先生の作品を教本にしながら、
空や海の描き方の練習をしているときだった。

練習の最中、西の空、富士山の方向は、マゼンタ色に染まった。

めったにない、明るい赤紫のマゼンタ色。

教本とは違うが、練習していた空と海を、
この時とばかりに、この色で覆ってみた。

手持ちの絵具に、マゼンタ色はないので、
主にミネラル・バイオレットとオペラという明るいピンク色も使ってみた。

ちなみにマゼンタ色というのは、水彩をやるまで知らなかったが、
我が家のプリンター・インク（５色）のなかの一つに、この色があるのを確認。
また、都営地下鉄・大江戸線のラインカラーだとか。

それにしても、柴崎先生の作品はすごい。
ネットに出されている「水彩とアートの世界」や何冊かの教本は、
いつも、ため息をつきながら、唸りながら眺めている。