梅の時季になりました。
4年ほど前、家内と湯河原の幕山梅林へ行きました。
本梅林、今年は、昨日、今日あたりが満開だとか。
約30種類、4,000本の梅。
名所のなかでも、ここはかなりスケールが大きいところ。
ツーンとくる、えも言えぬ香りに包まれながら、
ちょっとした高台に上がると、
そこからは、紅白彩る全域が見渡せ、それは壮観なものでした。
高台から観賞できるというのも、この梅林の特徴のひとつでしょう。
この絵は、その高台から撮った写真をもとに、描いたものです。
ただ、絵としてこれを見るに、“梅林の遠景”だと理解してもらえるかどうか、
これは、かなり微妙です。
色も形もはっきりせず、とらえどころがありません。
本絵では、「幕山梅林」なる言葉をいれさせていただきました。
「幕山」は、題材の対象、幕山梅林さんへの、当然の礼儀。
そして「梅林」。
正直なところ自分の心の中に、“この絵は桜などではないですよ”
との、一種の“お断り”めいたものがあるのも、
これまた事実なのであります。
4年ほど前、家内と湯河原の幕山梅林へ行きました。
本梅林、今年は、昨日、今日あたりが満開だとか。
約30種類、4,000本の梅。
名所のなかでも、ここはかなりスケールが大きいところ。
ツーンとくる、えも言えぬ香りに包まれながら、
ちょっとした高台に上がると、
そこからは、紅白彩る全域が見渡せ、それは壮観なものでした。
高台から観賞できるというのも、この梅林の特徴のひとつでしょう。
この絵は、その高台から撮った写真をもとに、描いたものです。
ただ、絵としてこれを見るに、“梅林の遠景”だと理解してもらえるかどうか、
これは、かなり微妙です。
色も形もはっきりせず、とらえどころがありません。
本絵では、「幕山梅林」なる言葉をいれさせていただきました。
「幕山」は、題材の対象、幕山梅林さんへの、当然の礼儀。
そして「梅林」。
正直なところ自分の心の中に、“この絵は桜などではないですよ”
との、一種の“お断り”めいたものがあるのも、
これまた事実なのであります。
まして「手で波を描くのは、これまた難しい
かなー。 波を描いた絵は広重・巧い、ほかに
あまり見ないなー。
こちらは、日毎、春の近づきを感じる
今日この頃です。