古稀からの手習い 水彩ブログ

人生の第4コーナー、水彩画で楽しみたいと思います

カサブランカなど(教室にて)

2017-07-10 06:59:52 | 静物(花)
先日(7.3)の教室(小玉精子先生)でのモチーフです。
それは立派なものをご準備いただいていました。
それもこの日に合わせて、全開、半開、蕾のものなど、バランスよく。

毎度々々恥ずかしながら、ユリについても、殆ど何も知らない私です。、

教室でお聞きした“カサブランカ”と“オリエンタル”をヒントに、
ネットで調べてみました。

ユリも園芸品種となるとその数も多く、分類法にもいろいろあるようです。

英国王立園芸協会による分類法(1964年)では、9つの系統に分類。
その内の1つに「オリエンタル・ハイブリッド」というのがあり、
「日本の固有種を元に作られた品種群」のことをいうとのことです。

絵の2種類のユリはともにこの「オリエンタル・ハイブリッド」に属し、
左がオリエンタル・カサブランカ
右がオリエンタル・〇○○
ということのようです。
(この〇○○については、この種の色のものがいくつかあり、今回のものがどれかは分かりません)

ユリ.netによれば、“ユリの女王”とも称される「カサブランカ」は、
1975年頃、まずはアメリカで、日本原産のヤマユリ、カノコユリ、タモトユリなどを交配して作られ、
その後、オランダに渡って品種が固定されたとのことです。

ただ言葉自体はオランダ語ではなく、当時、当地では都市の名前をつけることが多かったそうで、
アフリカ モロッコの都市カサブランカから、そう名付けられたとのことです。
スペイン語で「casa」は“家”、「blanca」は“白い”で、文字通り“白い家”という意味があるそうです。


絵の黒っぽい部分は、多色による混色のほか、墨も少々使用しました。

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1 コメント

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Unknown (mori)
2017-07-10 07:11:39
綺麗ですね。構図のバランス、色のバランス、バックの雰囲気とでも言いましょうか色の使い方、なんだか花に話しかけられているような感じがします。ユリも調べれば色々あるんですね。種類も今に至る経緯も。なんだか物語が出来そうですね。
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